僕が1000円の急須を売っていた時代。
すでに茶業界は終わったと言われていた。
年々、茶価が落ち込み、農家は喰っていけなくなると…
僕は、東京市場を攻めた。
中価格帯。ちょっとこだわる価格帯。
急須で淹れるお茶の美味しさ。
そのためには、急須で飲んでもらう。
500円の急須。1000円の急須。
プレゼントで。。。販促品として…
そのように急須を考えていた。
葬儀用の返礼品。
スーパーのお茶。
自分用の個人需要。
ありとあらゆる場所を攻めた。
同じ時期に、高価格帯を狙い攻めていた人がいた。
彼は、10000円の急須を探していた。
100g3000円のお茶。50g3000円のお茶。
僕は、一桁下げてみたが、彼は一桁上げて行った。
いま僕の手元には100円の急須がある。
いま僕の手元には2万円の急須がある。
それぞれが、考え進んだために行きつくとこまで行った感じだ。
でも、そんな彼とは仲が悪くない。
っていうか、気持ちいいほど、考え方が似ている。
そう。僕らは、実は、真ん中の価格帯を攻める事もできるから…
やらないけどwww
昨日、深蒸し茶について少し考えた。
子供の頃からずっと飲み続けていたお茶。
美味しかった、緑の深蒸し茶。
いま、のぞみという、真っ青なお茶がある。
真緑のお茶だ。
飲んで、やはり思ったことがある。
実は、ちょっと前から解っていた。
それが、常滑の6人の職人。
数人の作家さん。だんごやの店主。
まー、さまざまな視点から考えて解ったことがある。
僕の美味しいと思ったお茶。
僕のホントの味わいは、すこし違う場所にある。
それがきちんと見えてきた。
やはり、そーいうもんなんだろう。
お茶は面白い。
でも、これは何もお茶に限った話ではない。
料理も全部いえる事。
料理に限った話でもない。
商売に関して、すべてに言える事。
どの客層を狙っていくか。
商売に限った話でもない。
ヒトとの付き合い方。
友達ってなんだろー。
そーいう事なのかもしれない。
仲間ってなんだろー。
ヒトは一人じゃ生きられない。
そーなると、地域社会の話になり、
そーなると、一緒に働く会社の仲間になる。
また小さなところに戻り家族の話になり、パートナーの話になる。
難しいですね。。。
そんなとき…
お茶でも飲んでゆっくりしませんか?
2万円の急須。100g3000円のお茶。
1煎目~3煎目…
1時間は楽しめます。
こころのゆとりを考えれば安いお買物です♪
。。。
宣伝です♪
読んでくれてありがとーーーーー。
じゃ。仕事いきますね。笑