やぶきた♪

やぶきた♪




やっぱりやぶきた♪

お茶の話をした時に『やぶきた』って品種の話になる
どんな話をしても『やっぱりやぶきた』で話が落ち着く
これが品種で成功したモノの例だろう♪

僕はさまざまな品種茶がおもしろいと思う
しかし農家さんは大変だ

これが売れるよ!
推奨品種だよ!!
って薦められて植えた経緯がある

しかし実際はやぶきたの方が需要は多い
ぼくら特殊な人達には品種は魅力的だ
でも生産農家にはなかなか伝わらない

品種茶でもなんでもいいワケでは無い
ここが一番難しい所だ
品種にあわせた栽培法から製茶技術まで…

そーいった面でも『やぶきた』だ最大作付面積であり
沢山の人たちと長年の経験から技術が確立されている

やぶきた以外の品種と言うものは
扱い方が難しくなるものだ

これを流通と言う観点から見る
売れるお茶が正しいという事になる
だから『やぶきた』が正しい

もっというと世の中の大半が深蒸しだ
だから『やぶきたの深蒸し』が正しくなる

いまのお茶の茶価
特に生産農家には非常に厳しい価格になってきている
それはリーフ(葉っぱ)じゃなくドリンクで消費されるからだ

だから茶価はドリンクよりになってしまう
安くて当然の話になる

お茶を高く買ってもらいたい
そー思う農家がいるのであれば
お茶を高く売るお茶屋さんと付き合うしかない

そーすれば必ず道は拓けてくるはずだ

茶業に携わるジジイたちと少し衝突した
僕にもっと売るチカラがあればガツンと言えるのに…

だから『伊藤園』が正しいんだよ
だから『ハラダ』が正しいんだよ
だからでっかい茶商が正しいんだよ!

茶価が安いだなんて死んでも言うんじゃねーぞ!
てめーのお茶など絶対に買わねーからな…

本気の農家しか相手にしない
淘汰されたら茶業界は変る
そのまでにチカラのある農家はどんどん伸びる

そして品質の差はもっともっとひらくだろう
その時にレベルの低いお茶は…
二束三文で取引される

伸びたお茶屋は買い叩くだろうし…
今以上に強いお茶屋になるだろう

お茶と言うものが流通に乗る
商品として扱われる以上これは仕方ない事だ

坂本竜馬の時代から
輸出でお茶は伸びてきた
お金を動かして伸びてきたんだ

だからきれいごとは言ったら負けだ
戦闘モードで新茶商戦を乗り切ります

※こーいう景色が好きなんだけどな~
 
扇風機の無い茶園…

あと何年続けることができるのだろうか?


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