土を殺す♪
土を殺す♪
物騒に聞こえるかもしれない。
でも、これは一流の職人さんの間では普通の事らしい。
これができなければ、なにも作れない。
土の密度が均一になるように…
土は、焼いたら縮んでいく…
これができなきゃ、形も変わるし割れていく…
陶芸の話をするつもりは無い。
これは、生き方の問題。
仕事に対する考え方の問題なのかもしれない。
僕は、仕事でいろんな人に出会う。
僕は、仕事でいろんな会社に顔を出す。
いろんな会社にはいろんな人が働いている。
素晴らしい会社は笑顔が絶えない。
そして、そこには共通の考え方があるのかもしれない。
土を殺す。。。
これは、仕事でも言える事なのかもしれない。
一緒に働くという事は、自我を殺していくこと。
自我ではなく、会社と言う作品の一部になっていくこと。
その融合が優しさだったり輝きだったりを放つのかもしれない。
すごく惹かれる急須を見た。
吸い込まれるような魅力。
それは、土を形成する分子の芸術。
土の記憶だったり、水の記憶だったり、作家の魂だったり。
すごく表現が難しい。
まったく同じものを作っても…
焼いていく時で、色つや形。
変って行く…
殆ど同じように創りあげる職人。
出来上がる作品は、惹きつけるものがある。
そして、吸い込まれていく感じの魅力がある。
手に取って、じっくり見たくなる。
これが、例えば、スーパーの売場だとしよう。
じっくり見る部分が個性なのかもしれない。
伊勢丹と言うお店。
その売場で輝く商品。
輝いたサービス、店員でも良いのかもしれない。
でも、それらを提供する前の段階。
そー、伊勢丹の社員教育。。。
そこが、土殺しなのかもしれない。
これが、バイヤー目線になると…
選んでいく段階が、土殺し…
並べた状態で作品なのかもしれない。
そーいうことを考えると…
今の流通業界で『土を殺す』こと。
これができる職人が何人いるだろーか疑問になる。
あの店は輝いている。
あーーー。。。
土を殺す事。。。
僕も、やってみーーーよおっとwww
じゃ。またね。
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