食楽園

百貨店って…

百貨店とは、なんでもある場所
珍しいモノが揃う場所
こだわりのモノが揃う場所

あの人が探してきたものが並ぶ場所

それが家族で出かける楽しみだった時代もある
親子で出かける楽しみでもある
いろんなものがあり自分のペースでお買物ができる

自分のペースで…
成人の意識調査
自分のペースを乱されたくない…限りなく100％に近いらしい

自分のペースって何ですか？
凄く考えさせられてしまった
自分でペースをつくるんじゃないんですか？

ペースが乱れて、それを他人の責任にする。
その意味が解りません。

少しだけ、食品の話をしましょう。
こだわりの食品ですね。
そーいうモノを探している人が実に多いのです。

こだわりのモノを作る人。
これは、絶対に妥協しません。
とことん、追い詰めて、本当にモノを愛して作ります。

それは、手間暇をかけてつくります。
たくさんは作れないものです。
だからこそ、だれにでも売ることができないのです。

そのような本当に少ないものを…
昔は、バイヤーが探し求めてお店に持ち帰ったのです。

しぞーかと言えばお茶ですね。
お茶は、茶町という場所があります。
そこは、お茶取引の業者が集まっています。

そこに、全国から買い付けに訪れたのです。
お茶は、そーやって、全国各地に出回ったのです。

もちろん、時代と共に、こちらから、各地にも営業しました。
そして、現在に至るのです。

どーですか？
美味しいお茶が手に入りますか？
妥協しないお茶。

これは、畑まで知らなければ作れません。
そこまで知り、本当に伝える頑固オヤジがどれだけいますか？

昔は、お茶を売ってくれと頼んでもなかなか買えませんでした。
そーいうものなんです。

僕は、本当に、モノを見極めます。
そのモノづくりの『魂』が好きなんですね。

情熱が伝わる食品のみ本気で売りたい。

どーでも良いモノは、安売り競争に持ち込みます。

この安売り競争もまた、情熱のたまものなのです。
その安売り競争の『魂』もきちんと受けついでおります。

だから、安易な考えの人には、ズバッと言います。
それは、あなたは私から買うべきではない。

ただただ、それだけなのです。

『百貨店』

そこで、それなりのものをそれなりの価格で買えば良い。
現在の百貨店には、既存の取引先しか並びません。
本気の人は、卸して売りたいとは考えません。

ネット通販も同じです。
こだわりました。
そーいうものは、その程度、こだわっているに過ぎないのです。

百貨店やネットの良い所。
それは、職人の表向きだけ見れるという事です。

仕事ですら、それだけ厳しい人なんです。
私生活、思考、かなり厳しいモノなんです。

芸術家のあの絵が好きです。
そー言いますよね。
ミュージシャンでも良いでしょう。

私生活を知ってまで、好きでいれますか？
距離感が大切なんですね。

あの店のお寿司は美味しい。
しかし、気難しい大将で…
それくらいでなければ、務まらないのです。

成人式の意識調査で仕事に燃える人がかっこいい。
30％くらいらしいですね。

ゆとり世代の安定した生活
その安定したって何なんでしょうか？

食の安全やら、こだわりやら…
そーいうことを言うのなら…
もっともっと調べれば良いのです。

厳しい事を言いますが…
わたしの接している生産者はみんな。

自分のつくるものを誇りに思っています。
そして、食べてくれる人に感謝しています。
ただただ、それだけなのです。

1ヵ月という時間をかけ
じんわり汗をかき水分を落としていく。
そーしてできた荒節

この価値はいくらなんでしょうか？

じゃ、またね。