かつお節を自分で削る
これがけっこう、仲間内で流行ってます。
ホームセンターに行ってきました。
4000円くらいでありますね。
高いのは、8000円とか12000円とかいろいろあります。
でもさ、これって、カンナですよね。
これは4000円のものです。
良く見たけど、すごくコストを抑えて上手なところでバランスがとれています。
削り器に引き出しをつける。
それを木製でつくると、部品点数が多くなる。
複雑に作れば値段はあがるんですね。
一部をプラの成型で妥協する。
その代り、刃物は、刃物の本場でつくる。
これで、価格を抑えて良いモノを提案する。
素晴らしい、努力だと僕は思います。
…で自宅にもどりました。
ホームセンターに行ったので、カンナを買ってきたんですね。
うちの古い削り器の、上の部分だけ交換しました。
カンナの長い部分を切り落として…
カンナって言うと、大工さん。
油が衛生的じゃない。。。
みたいに思うでしょ!
そんなことは気にしないことです。
刃は、洗いたければ洗えば良い。
サラダオイルでも塗ってみれば良いじゃないですか。
僕は、まったく気にしませんよ。
製造業の現場って、金属製品を良く使います。
だから、いろんな異物混入なんかもあるんだけど…
日本ってさ、ほんと凄いんだよ。
新潟とか岐阜とかまあ、堺とかいろんな所に刃物の街がある。
その本物の刃物は、切れ味が違うんですね。
…で、カンナはさ、すごく単純なもので…
木に比べたら、かつお節は柔らかいわけで…
カンナを使うと、すごくいいかつお節が削れるのさ…
高級削り器は必要ないんだよね。
まあ、お金に余裕があれば、高級品を買うのも良い。
それは、きっと一生ものになるから…
かつお節を削ること。
これは、慣れてくると、けっこう楽しい。
そして毎日やっても苦にならない。
こどもたちも楽しんで削るし…
何よりも、削りたては美味しいから…
そして、食材の酸化って事が、本当によく解ります。
だから、削ってあるかつお節じゃダメなんだって…
昔ながらのスローフードを見直していきたい。
ぼくは、そー思います。
(こんぶ としお)