食を楽しんでいますか?
いろいろ難しいことを言う人がいますが
食というものは目の前にあるものを食べること
感謝して食べることに尽きます
食べ物を粗末にしないこと
食材は捨てるところがないということを理解すること
『肝心』なことは何でも食べることだと僕は思います
料理酒は純米酒で…
このような記事をネットで見かけることがあります
あのですね…
料理酒はその日飲むお酒を使うこと
これが基本です
お酒を飲まない人もいますね
そんな人ほど本当は良質なお酒を選ぶほうがいいものなのです
単に『純米酒』を強調しているモノに良品はありませんから…
サザエさんを炭火で焼きました
お酒と昆布醤油だけの味付けです
サザエは通年肝まで食べることのできる数少ない貝類です
貝類を食べるということ
日本人は昔から海沿いの町に住み
貝類を食べてきました
貝類や海藻もちろん魚にも言えますが
希少なミネラルを摂ることができます
海藻類はムコ多糖類を摂ることができます
海のものってカラダにとってもいいものなのです
カツオのハラモです
カツオは鉄分の多い食材です
ハラモはお腹の部分で脂が多くありますね
どちらも酸化しやすい部位になります
すぐに変色してしまいます
なまり節や鰹節と一緒
燻しておくと美味しく食べることができます
カツオの心臓です
ここもすぐに変色します
やはり燻したり煮たりすると美味しいですね
鮮度のいいカツオの心臓
ヘソと呼ばれるこの食材も酸化しなければ臭みはありません
ヘソは味噌煮などが有名かもしれませんね
本当に鮮度の良いものであれば生食もできます
地元の人だけが食べる特別な食材でしょう
うなぎの肝の煮つけです
煮こごりが美味しい逸品です
良質な脂とは何かを知ることができる食材です
『肝心』ということを伝えたく記事にしました
このような食材は産地に居ればたまに買うことができます
(もらうこともできる)
しかしハラモだけ海に泳いでいるわけではありません
もちろんカツオの心臓だけ泳いでいるわけでもありません
アレがいいコレがいい
そのような記事を読むとそこだけ買いたがる人がいます
ネット時代 クリック一発 OK のどこでもドア世代
消費者って何でもアリなんだなあ~って思います
日本人が昔から食べてきたもの
これが医者いらずの食生活なのです
先住民食というものが注目を集めているようですが…
僕らは日本に根付いた日本人なのですから
地域の食文化を大切にするべきだと僕は思います