松前漬けをつくろう
手元にある原料で…
ってことで
まあ昆布が数種類手元にあるって人もなかなかいないと思います
ただ僕の場合は必要だから手元に昆布があります
昆布があればどんな料理にも旨味に厚みを持たせることができます
様々な加工品に増粘多糖類(増粘安定剤)が使われます
これは食材と食材を結びつけること
味の安定と水分の安定による腐敗を防ぐ役割など
様々な目的で使われます
これらの代用品として家庭では昆布を使うことができます
僕が良く使うもの→こぶにゃん
いわゆる納豆昆布です
今回の松前漬けもこれを使います
こぶにゃん(納豆昆布)
日高昆布
するめ
キッチンバサミで刻みます
(こぶにゃんは刻んである)
軽く洗います
まず乾物をに対する一発目の水入れになります
これによりタレが馴染みやすくなります
ニンジンやカズノコを入れます
今回は原卵:無漂白かずのこを使いました
塩蔵のものでも良いでしょう
よく数の子は漂白されて。。。
みたいなネット情報が溢れています
これは味付けかずのこに使われるものの場合
やはり強い漂白をかけ味も抜けもちろん食感も抜け
粗悪品になる場合が多いでしょう
年末に出回る特撰品に関してはモノのいい国内加工品が多いものです
また加工基準もあり安全を保障されています
原卵の場合は逆に注意点もあります
アニサキスなどもいますから(塩蔵で死んではいる)
注意して綺麗にする必要があります
たれに関しては醤油ベースのみりんを加えた出汁醤油
僕の場合は日本酒を加えたものになります
素材(昆布やスルメ)が水分を吸います
そこを考慮して少し水分を多めに入れることが良いでしょう
原料の乾物50gに対して150cc前後を目安とします
こぶにゃん(納豆昆布)が粘り素材に対して均一に味が染みるよう整えてくれます
この特性は浅漬けなどにも使えます
昆布を使う場合
利尻昆布なども漬物にも向きます
日高は万能昆布であり何にでも使えます
少し入れるだけで劇的に変わるものです
こんな感じで出来上がりです
ビニール袋で漬けると簡単にできますよ
近年は昆布の高騰で市販の松前漬けの昆布はレベルの低いモノが多いものです
そのため旨味も粘りも出ないため添加物に頼るところが多いのです
素材が手に入るならばチャレンジしてみたいものですね