妥協しないこだわり♪

moto1976

2015年01月26日 19:17





僕は、お茶屋でした
そして、いままたお茶を扱うお茶屋さんです♪
なぜか戻ってきちゃいました。笑

よく、皆さんが言う言葉。

『美味しいお茶はありますか?』

これに対して、お茶屋さんは必ず言います。

『うちのこれが美味しいです』

それって、どーなんですかね?
僕の場合は、必ず、このように言います。

『どこもそれなりに美味しいと思うよ♪』

まあ、お茶なんてものは、それなりに美味しいモノなんですwww

…で、僕は、決めたんです。
もう、自分ではお茶はつくらないと…
でも、妥協は絶対にしないと…

美味しいお茶をつくるには、きちんと時間を掛けなければいけない。
製品から遡る…
茶畑まで遡るんです。。。

それができているお茶屋は、とても少ないのです。

僕は、美味しいお茶を探している。
自分の知っている美味しいお茶のかたち。
それに合えば、煎茶も深蒸しもどちらでも良いと思う。

だから、美味しそうなお茶に出会ったら扱わせて頂いている。

ただ、それだけなんです。
その代り、妥協はしないのです。
扱う必要もないから…

今回は、ずっと気になっていたお茶。

ネットを見ていると『無農薬茶』というものを眼にする。
それって、その値段で美味しいのですか?
無農薬でまずくて良いなら、ぼろ儲けwww

あなたのお茶は、きちんと『お茶』としても美味しいのですか?
そー疑問を抱いたのです。

僕は、静岡茶の有機JAS煎茶を扱います。
こだわりの農家さん。
火入れに関しても、素晴らしいと思います。

今回、無農薬か、もしくは、有機JASで前回と少し違うお茶。
それを探していました。
前回は、静岡の山間地。じゃあ、川根か掛川か天竜で…

そーやって、絞りこんで行きました。

けっこう、探しました。
実際、ある一定の辺りからは、どれも美味しい。
でも、輝きを放つお茶はやはり1つでした。

僕は100g 1500円で探していました。
でも、これは、100g 2000円ですね。
それでも、2000円のお茶にしました。

それは、これが一番輝いていたからです。
その根拠を問われたら、けっこう難しいですね。

天竜の抜ける香り。
これは、いつまでも口の中で薫る香りというのとは違う
上に抜けていく香り。

あと、今回は『やぶきた』にこだわってみました。
これは、少し賭けでした。

個性的な味わいを狙うなら、優良品種と呼ばれる『やぶきた』ではなく
在来種や新品種を選ぶべきだと僕は思います。

でもあえて、やぶきたを選びました。
それは、生産者がもっとも多い『やぶきた』で…
ここまで突き抜けた無農薬を2000円で出せるのか?

その絶対的な自信があったからです。

こーいう無茶も…
たぶんですが、自分が『株式会社 お茶屋さん』で雇われて
会社のために何でもかんでも売れば良い…

そーいうしがらみが無いからだと思います。

天竜のお茶

これに少し夢を感じちゃいました。笑

…で、結論を言うとですね。
ここ、重要です!
テストに出ますから!!

『天竜の無農薬茶はうまかった』

それが答えです。笑

じゃ、また報告します♪

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