●正直な造り

moto1976

2016年04月04日 07:17





●正直な造り

日本の食文化というものは
遠い昔に何かあったような気がする。。。
それくらい今は簡単調理食材が溢れかえる世の中です

僕は食品加工業者をたくさん見てきました
ですから現代の食品加工が間違っているとも思っていません

特に日本の誇る醸造という技術
大手も含めて素晴らしいものだと思っています
その際の見極めるポイントは何なのでしょうか?

『造りは正直に現れる』

この一言に尽きます
ですから大手は安定しているのです
機械化が進み分析も進み最適な造りをします

では小さな蔵はどうでしょうか?
彼らは昔ながらの造りをするということなのです

小さな蔵も現在は醸造学科を出た息子さんたちが
実家を継ぐところも多くあります
そこには酒造りや味噌や醤油の造る仲間がいますから
意見交換や技術の討論など様々な交流があります

そして自分の家のやり方を守りつつ
新たな挑戦をすることもあります
そして出来上がる製品

『造りは正直に現れる』

この一言に尽きるのです

売らんが為の文句を多く見かけます
伝統をやたらと強調したり
原材料を強調したり造りを強調したり…

多くの現場を見て歩き
僕が感じたことと言えば
凄い人たちは『普通』に職務をこなすこと

ただそれだけなのです

日本には良い酒も
日本には良い醤油も
日本には良い味噌も…

身近にいっぱいあります
「近くにありません」
「買う場所が解りません」

ネットの売らんが為の売り文句を信じないでください
必ずあなたの近くに素晴らしいモノがあります

なぜこのような話をするのか?
それは旬の食材にあったものは
その近くにあるモノで完結する

この意味を知ることの大切さを伝えたいのです
だから僕は『緑茶』を中心に
その周りの食材を扱っているだけなのです

普通に素晴らしい醤油があります
何かの際に一緒に送ることはできます

一声お掛け下さい

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