●価格のはなし
ネットでモノの値段を比較できる時代です
写真で選ぶことが普通になった時代です
販売員から教わるのではなく口コミ情報を参考にする時代です
あなたは価格をどのように見ますか?
何でどう判断するのでしょうか?
例え同じ商品であったとして…
あるところで750円の商品が
あるところでは1800円の商品だったとします
普通は考えますよね
送料や消費税を考えたら結局は同じなのです
常滑の土鍋のはなしをしましょう
焼き物の町に行けば手づくりの土鍋も眼にします
値段も様々です
焼き物の町の商社が海外で造り輸入したもの
型もの鋳込み製法にてつくり手で仕上げたもの
ろくろで手づくりしたものまで…
様々な製法は作り手側に理由があるからなのです
お客様の手元に作り手の想いが届けばいいのです
それが販売価格なのです
大量生産の商品はお客様がお手軽に買えるための製品です
そのために企業努力してつくりあげています
手づくりの商品が無駄に高いかと言いますと
そんなことはありません
材質からカタチに至るまで
出来る限りの最高品質でつくりあげます
出来上がった製品は価格はもちろん違います
一桁違うと考えて良いでしょう
職人さんが土鍋をつくっていました
これは受注発注で完売です
売れると解っていても造りたくない
どう考えても大変な仕事なのです
作り手も売り手も理解されない時代です
価格を知るということは食品にせよ工芸品にせよ
どれも同じことなのです
モノの価値を解る消費者
少なくなったと思います
せっかく稼いだ大切なお金です
価値のあるモノに使ってください