カマスで世界を語ってみる♪
カマスの世界を語るのではない。
それは、魚屋さんのする事だから…
僕は、酒飲みなんですね。
ほんと、お酒が好きなんです。
沢山飲むわけではない。
そこにドラマがあれば、それが楽しいのです。
ブログを描いていた頃から…
共通の話題はお酒だった。
それに地域の食文化がくっ付き、
世界の食、人間の食生活とは…
そのように話が膨らんでいった。
このテーブルの布はカメルーン。
この布をくれた彼は、アフリカの先住民と歩き、
人間の食生活の原点を探している。
そんな感じで、ちょっとカマスの話をしてみましょう。
御前崎が大好きです。
市場や魚屋さん。
地元のスーパーを歩くのが好きです。
もう10年くらい歩いているかな?
すっかり、顔見知りになりました。
まあ、向こうは、よく買いに来る常連客くらいでしょうが…
実際、親戚で繋がっていたり、会社関連で繋がっていたり…
けっこう、横のつながりがあり、やはり地元だなーって思います。
みんな仕入れは『海』だから魚は似てきますね。
だから、旬がよく解ります。
あとは、鮮度。それと品質ですね。
脂のノリとか…
魚は、大きければ脂が乗るわけではない。
あと、魚によってかなり違うけど、
暴れた魚は脂が燃えちゃっていたりとかね…
こー言う話は、長くなるから、またいつか話しましょう♪
カマスの詰め放題がありました。
16匹入りました。
たぶん20匹は入るでしょうね。笑
でも、そんなにもらってどーするの?
そんな感じで、とりあえず選びながら16匹にしました。
カマスは足が速いから…売り抜くのに難しい魚の一つですね。笑
お刺身用は炙りました。
あとは、昆布締めですね。
小さいけど、脂がすごかったです。
残りは、干物ですね。
10%のプールに浸かってもらいました。
その間は、お酒でも飲みながら…
そして、扇風機で乾かしたのですね。笑
猫を飼わなくなってちょっとさみしいですね。
彼が居た頃は、お魚があると…
お肉があるとホント喜んでくれたのに…
カマスの刺身
これで、ある人を思い出して…
すっごく楽しい晩酌でした。
調理するって大変ですよ。
でもね、ホントに美味しいのです。
いやいや作るんじゃない。
楽しみながらつくる。
楽しみながら食べるんです。
それがいちばん大切なコトだと僕は思います。
よく、御前崎に来てね!
って僕が言うでしょ!!
なぜなら…
御前崎の魚屋さんは、きちんと調理してくれます。
僕が、食べている魚。
ここまで安いカマスは別として…
1本300円くらいのカマスなら…
1匹780円のキンメなら…
刺身にだってしてくれます。
そーいうことをやってくれるのが御前崎なんですね。
魚屋さんがいない。
言い方が悪いですね。笑
昔は、どのスーパーも鮮魚担当ではなく、魚屋さんでした。
個人商店に限った話ではない。
スーパーでも同じです。
職人がいなくなってきているのです。
伝えたいものがある。
残さなきゃいけない食文化がある。
ただそれだけだと僕は思います。
今夜は昆布〆です。
もちろん昆布は、ばあちゃんの昆布です。
熟成昆布で〆てます。
じゃ、またね。